ディアスキン レザー
レザーの中でも最高級の素材!それがディアスキン !!
ディアスキン(鹿革)は牛革や羊革などの有名な革素材と比べると、
1頭から得られる皮の量が少なく稀少性が高いことで知られています。
鹿革の多くは野性のものから作られることが多いようで供給量が少なく
牛革ほど多く出回っていません。それゆえ稀少性が高く高級なのです!
ディアスキン(鹿革) とは
ディアスキンはメスの鹿から作られた革です。
最大の特徴はその柔軟性です!
「レザーは硬い」「馴染むのに時間がかかる」というイメージを覆し、
購入後からすぐに馴染むしなやかな風合いはディアスキンの特徴です。
キメが細かいので肌触りがよくしっとりとした感触があります。
鹿革は適度な伸縮性を持っているので、数年間 お手入れをしなくてもしなやかさを失いません。革そのものが老化しにくいのも柔軟性を保つ理由です。
ちなみに、牛革だと数年間手入れをしないと色あせて固くなりますが、鹿革は色彩も柔軟性も長期間失うことなく保たれます。
牛革に比べると馴染みがありませんが、非常に優れている特性から日本では古くから鹿革が使れてきました。
東大寺正倉院には鹿革製のものが保存されていますが、千年以上たった今でも柔軟性と色彩の両方が保たれています。これが他の革にはない鹿革が持つ優れた点です。
また通気性の良さも特徴の一つです!
ディアスキンは通気性も良く、湿気に強いのが特徴です。
湿気を吸収し蒸れを防いでくれます。
そのため湿気の多い日本においては最適の素材です。通気性に優れていて、
着用しても蒸れにくいので衣類のみならず手袋の素材としても多く使われています。
さらに軽量で丈夫です!
革ジャン=硬くて重たい
そんなイメージでディアスキンのライダースを着ると非常に驚かれます。
レザーということを感じさせない軽さはイコール着やすさ。
レザーウエアでありながら、普段着にスッと取り入れられる軽さは
レザーウエアを 着る楽しみを広げてくれます。
またディアスキンは牛や馬に比べて入り組んだ繊維構造をしているため、
一定方向への引き裂け強度が高くなっています。
また油分が抜けづらいともいわれているため、 油分切れによるひび割れや硬化が
起こりづらい点も長年使用するには嬉しい特徴ですね。
ネイティブ・インディアンの衣服や装飾品などがそうであった様に、ディアスキンはおよそ人の肌に触れる衣料や小物の素材としてはオールシーズンしかも長年の使用にも耐える最適なものと考えられています。
鹿革の柔らかな肌触りは人肌に最も近いといわれ、使い込むほど手になじみ、
牛革よりも軽く、水・摩擦に強く、通気性があり、何年経っても劣化しにくい素材です。
次回はそんなディアスキン のライダースジャケットをご紹介します!
LR